ChatGPTのdotを財務コンサル会社の広報担当にしてみた
「AIですっていってフォロワー増えるかな」
会社の発信について、AIアシスタントと話しているときに、社内から出た問いです。
Will Forward Consulting株式会社では、会社のホームページやSNSを通じた発信を、ChatGPTのdotと一緒に考え始めました。当社ではdotに「Willie.dot」と名前を付けています。Willie.dotは製品の一般名称ではなく、当社が付けた呼び名です。
この記事は、AI広報サービスの紹介ではありません。AIとの相談から方針を整理し、まずSNSアカウントを作るところまで進んだ、財務コンサル会社の導入記録です。
ChatGPTのdotとは
OpenAIの公式説明では、dotは会話をまたいで仕事を続け、必要な場面で人に判断を求めるエージェントとして紹介されています。名前や見た目をカスタマイズでき、資料を渡し、下書きを確認して修正しながら役割を広げる使い方が案内されています。
2026年9月29日のDevDay 2026の公式発表でもdotsが紹介されました。提供は段階的とされているため、すべてのアカウントで同じ時期に使えるとは限りません。
当社では、この製品名としてのdotを発信の準備に使い、当社のdotをWillie.dotと呼んでいます。
AIとの相談から、発信方針を整理した
最初に考えたのは、AIを使って発信すること自体ではなく、誰の役に立つ内容にするかです。経営者の実務に役立つこと、財務や業務改善の現場で人とAIがどう分担するかを、実際の取り組みに沿って伝える方針にしました。
「日常のことも取り入れたいね」
セミナーや仕事のノウハウだけでなく、テーマを選ぶ、文章を確認する、アカウントを作るといった準備の途中も記録します。完成した結果だけでなく、何をAIに頼み、どこで人が判断したかを残すことで、自社で試す方にも具体的な参考になると考えました。
「マーケティング担当としてWillie.dotを使ってこのやりとりも記事にして発信したいね」
この会話が、今回の記事の出発点です。
dotに任せる仕事と、人が決める仕事
Willie.dotには、発信テーマの整理、文章の下書き、案の比較を頼みます。一方、会社として出す情報の最終確認と公開判断は人が担います。
| dotに任せる | 人が確認・判断する |
|---|---|
| 情報を整理し、発信テーマの候補を出す | 誰に何を伝えるかを決める |
| 記事やSNS投稿の下書きを作る | 日付・数字・固有名詞・事実関係を確かめる |
| 複数案を比較しやすく並べる | 会社の考えに合う表現を選び、公開を判断する |
Willie.dotが支援する4つの役割




これらはWillie.dotの役割を表したAI生成イメージであり、実際の作業画面や成果を示す写真ではありません。

財務データをAIで整理しても最後は人が検証する考え方は、公開済みのAIで財務分析する方法や、資金繰り表をAIで自動化する方法でも紹介しています。広報でも、AIの出力と人の判断を分けます。
X・Instagram・Threadsを開設
相談で決めた方針を、まずアカウント作成という形にしました。2026年10月1日時点の状況は次のとおりです。
- X:Will Forward Consulting(@willfc_official)を開設
- Instagram:@will_fc_officialを開設
- Threads:@will_fc_officialを開設
- LinkedIn:会社ページの作成に必要なつながりが不足しているため未作成。社内の利用者へ協力を打診する予定
XとThreadsは承認済みのプロフィール文と会社HPを反映済みです。Instagramはプロフィール文を反映済みですが、HP欄はモバイルでの設定が必要なため保留しています。3媒体ともまだ投稿前で、SNS発信による集客成果はありません。
財務コンサル会社として、成果の見方も決めておく
フォロワー数だけでなく、発信に使った時間と費用、サイト訪問や相談、相談から受注へのつながり、案件の粗利や利益への貢献を順に確認します。ただし、現時点では作業時間の削減額、顧客獲得単価、投資対効果、成約数は測定していません。まずは記録できる状態をつくり、結果が出てから検証します。
アカウントを作った。ここから実践を始める
「最終的には1万人を目指したいな」
目標はありますが、今はまだスタート地点です。AIとの相談から発信方針を整理し、X・Instagram・Threadsのアカウントを作るところまで進みました。
ここから実際に投稿し、どの内容が読まれるのか、人の確認作業がどう変わるのか、相談につながるのかを確かめます。実績が出てから、その数字と判断を次の記事に残していきます。
AIを使った業務整理や財務データ活用を相談したい方へ
AIの導入そのものではなく、業務のどこに使い、どの数字で成果を確かめるかまで整理したい方は、Will Forward Consulting 株式会社へご相談ください。
著者:三輪 宜伯
Will Forward Consulting 株式会社 コンサルタント/中小企業診断士
財務・業務改善の視点から、経営に必要な情報の整理と、AIを使った実務改善に取り組む。AIに整理や候補提示を任せながら、事実確認と経営判断は人が担う運用を進めている。
参考資料
公式資料は2026年10月1日に確認しました。製品の提供状況や機能は変更される場合があります。


